▲「ママレード・ボーイ」より
家族が少女漫画を集めていたので、読む機会がたくさんありました。
特に、吉住渉と小花美穂の初期作品は抜群に面白いです。
この2人の漫画は、絵が非常にきれいでありながら、ストーリーも非常にわくわくさせてくれます。
(なんていったって、TVアニメで長期放送されていましたから)
吉住渉編
吉住渉の作品は、まず絵が良いんですよね。誰もが大好きな絵だと思います。
ハンサムな彼女
吉住渉初めての大ヒット作、ハンサムな彼女
ストーリーは、芸能界で活躍する未央と、映画監督を目指す一哉の恋愛物語です。
未央は一哉に恋するんですけど、一哉がクールで本当にかっこいいんです。
「こんな人がいたらなぁ」と、心から思わせてくれるキャラクターです。
周囲も魅力的なキャラクターで囲まれており、吉住作品が堪能できます。
また、吉住さんの絵はホントきれいで、大多数の人が大好きな絵柄だと思います。
今見ても、まったく古さを感じさせないどころか、最先端をいっている気さえします。
当時は、この作品があまりに人気すぎて、作者本人は完結させようと思っていたのですが、編集部に「お願いだから続けてくれ」と頼み込まれたほどでした。
昔の作品でありながら、ストーリー、絵のどちらでも、今の世の中でも余裕で通用します。
周りを取り囲んでいるキャラクター達も個性豊かで、グイグイ物語に引き込まれていきます。
POINT
吉住渉、初めての大ヒット作品!
主人公の未央が恋する、一哉がとにかくクールでかっこいい
誰が読んでも満足できるほど、クオリティーが高い
ママレード・ボーイ
次に紹介する作品も、吉住渉作品です。
吉住渉といえば、「ハンサムな彼女」、「ママレード・ボーイ」です。
ストーリーは、高校生の美希と遊がお互いの家族も含め、6人でひとつ屋根の下に暮らす所から始まります。
高校生の男女が一つ屋根の下に暮らしているのだから、当然いろいろなドラマが起こります。
美希が恋する遊はかっこよくて完璧超人ですが、お茶目な一面もありとっても魅力的な高校生です。
女性なら誰もが恋してしまう、イケメンでつかみどころのない男の子です。
主人公である美希の方はと言うと、明るくてとにかく何事にも一生懸命な子です。
見ているこっちまで元気にさせてくれます。
そんな2人が一つ屋根の下で生活をするとどうなってしまうのか。
とにかく、ささいな日常生活のシーンまでドキドキさせられます。
登場人物たちがとっても魅力的なので、読みすすめる手が止まりません。
POINT
主人公の未央が、元気いっぱいで全力で遊に恋をしていく
未央が恋する、遊が魅力的過ぎる
人気TVアニメとして、長期に渡って放送された
ママレード・ボーイに続編が!
そして、なんと大人気漫画「ママレード・ボーイ」に続編が出ていました。
本当にママレード・ボーイファンには、絶対読んでほしい!
続編ということで、吉住さんもプレッシャーが凄かったと思いますが、十分期待に応えてくれています。
あの「ママレード・ボーイ」の世界に再びはまれます。
小花美穂編
小花美穂の作品は、恋愛部分が魅力的なのは当然として、とにかくギャグがおもしろいんです。
ギャグと恋愛が、絶妙のバランスで存在しているので、読者を飽きさせません。
小花作品は、その世界観の作りこみがたいへん濃密です。
こどものおもちゃ
「こどものおもちゃ」は、小花美穂の代表作でです。
当時連載していたりぼんのエース作品であり、長期に渡ってアニメも放送されました。
(夕方6時という、アニメのゴールデンタイムの放送だった)
ストーリーは普段芸能界で活躍する紗南が、学校では悪ガキ羽山に振り回されまくります。
しかし、傍若無人な羽山に次第に魅かれていってしまう紗南。
なんといっても「こどものおもちゃ」の魅力は、スピード感です。
恋愛マンガとしても一線級ですが、ギャグもテンコ盛りで読者を飽きさせません。
周りを固めるキャラクター達も魅力的で、どんどん深くのめりこんでいきます。
ストーリーもとっても深く練られているので、やみつきになること間違いなし。
「少女漫画に期待するものすべてがある」といっても過言ではありません。
POINT
一匹狼のイケメン羽山が、紗南との出会いでどう変わっていくのか
圧倒的なスピード感と、ギャグセンス
TVアニメとして、長期に渡って放送された
この手をはなさない
小花美穂の初期の名作を読みたいなら、『この手をはなさない』がおすすめです。
主人公は高校性男子の恒です。
彼は小学生時代に由香子(女性主人公)に恋をしていましただが、彼女の家族は借金に追われて夜逃げしてしまいました。
それを引きずっていた恒でしたが、高校生になり由香子と運命の再開を果たします。
『この手をはなさない』は、借金のせいで人を信じられなくなってしまった由香子の心を、恒がどうやって開いていくのかという所が見どころになります。
小花美穂さんは本当に素晴らしい作者で、シリアスになりがちな話のはずなのにギャグも随所に盛り込まれていて、シリアスとまじめのコントラストが大変素晴らしい。
この作品も絶対に読んでいただきたい。
私も夢中で読んでいました。
電子書籍の良さをもっと知ってほしい!
ここからは、Kindleをはじめとする、電子書籍の魅力について語ってみます。
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Kindleがあれば、電車の暇つぶしにも、もってこいです。
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Kindle Unlimited (Kindleの読み放題サービス)
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Kindle Unlimited
終わりに
吉住渉、小花美穂の作品を知らない方に、その魅力が伝わればうれしいです。
2017年の今読み返してみても、全く古くささを感じさせません。
まだ読んだことのない方はぜひ読んでいただきたいですし、読んだことがある方も改めて読み返してみると、新たな発見があると思います。